子育て・暮らし、北海道に関する情報をお届けします!

【体験談】就職先を探すのは慎重に!実際に経験した劣悪環境で勤務した結果・・

はらぺこはる助
はらぺこはる助

今回は2017年頃に実際に働いていた会社で、私が経験したある会社での出来事をお話しします!

従業員15名の小さな会社に就職

15名の従業員の中に女性は7名でした。その内の1人は妊娠7か月を迎えたお子さんを2人持つシングルマザー。そのママさんは長く勤めている人だったので、上司からも頼りにされている存在でした。

12月に出産を控えていたので、11月中旬から産休を取ることになったんですが、12月は年末のため仕事がいつもより忙しくなる時期でした。

そんな中いよいよそのママさんが育休を取るために最後の出勤の日、経理の50代の女性が言いました。

「これから忙しくなるのに出産なんて、うちの会社は妊娠NGだからね」

私は耳を疑いました。冗談で言ったとしても面白くもありません。ママさんはいつもと変わらず明るい口調で「そうですねー!すみません!」と流していました。

当時私はまだ夫と恋人の関係でした。将来結婚し子どもを作りたいと思ったときに、 妊娠されることを良く思っていない会社なのかと思いガッカリしました。

はらぺこはる助
はらぺこはる助

妊娠NGの発言を聞いたときは「え?」と少し固まりました。でもその発言を聞くよりも前に入社して1日でこの会社には長くいられないかもしれないと思うことがありました。

分煙が一切されていない、換気もできない部屋で下着までタバコ臭が染みつく空気の悪さ

現在は分煙していく企業が徹底されていく中、その会社は全く分煙が進んでいませんでした。確かに面接時に少したばこ臭いなとは感じていましたが、タバコへの配慮はされていると思っていました。

面接時に分煙されているのか他にもいろいろ質問しなければいけなかったんですが、当時の私はなかなか就職が決まらず焦っていたこともあり、何も質問せずに面接を終えてしまいました。

はらぺこはる助
はらぺこはる助

入社して面接時のことを思い返したらしっかり質問するべきだったと反省。

妊娠しているママさんがいても一切お構いなしで、狭い会社のフロアの中で社長と経理の女性が1日に1箱は軽く吸うヘビースモーカーでした。会社の窓ははめ込み式で、開閉ができないため空気の入れ替えができず、さらに天井にある換気設備は故障で壊れていました。

入社してすぐたばこの臭いに耐えられず、経理の女性に「自腹で空気清浄機購入して設置してもいいですか?」と聞いてみると、分煙計画があるとのことと使っていない空気清浄機があるから使っていいよと言ってくれたので、早速空気清浄機を使うことにしました。

家庭用の小さな空気清浄機

経理の女性から空気清浄機の使用許可がおりたので、引っ張り出すとたばこの灰とほこりにまみれた小さな空気清浄機が出てきました。勤めていた会社は小さい会社ではありますが、家庭用の空気清浄機では全然間に合わないくらいのフロアの広さでした。

フィルターを見てみると、たばこのヤニでフィルター全体が茶色く染め上がっていました。こんな状態のフィルター初めて見ました全く手入れをしていない空気清浄機を見て、「たばこに関して特に何も考えていないんだな」と改めて思ってしまいました。

はらぺこはる助
はらぺこはる助

コーヒー直接かけたの?ってほどの茶色いフィルターでした。でも起動しないよりは少しかいい空気になるかなと思い、しっかり掃除して使いました。

入社して2日後にはすぐにマスク着用

私はたばこの臭いが大がつくほど嫌いで、初出勤日はあまりのたばこの臭さに鼻と頭が痛くなってしまいました。

次の日から鼻と頭が痛くなるのを避けたくて、マスクを着用するようにしました。出勤用のリュックは自宅に帰ってからファブリーズなどでは臭いが取れないほど、たばこの臭いが染みついていました。

私は幼い頃から喘息持ちで、現在も定期的に喘息の薬をもらわないといけない生活を送っています。お医者さんにマスクで防ぐことができるのか聞いてみると「マスクじゃたばこの副流煙は防げないよ。」と言われました。

話を聞くと、たばこの副流煙を防ぐためには“防塵マスク”でないといけないとのことです。マスク生活は退社するまで続くことになります。

はらぺこはる助
はらぺこはる助

マスクをしなかった1日目の鼻と頭の痛みは本当に辛かったです。そしてタバコの煙で体調不良になったのは初めてでビックリしました。

その後、出産したママさんの赤ちゃんに肺機能に異常が見付かる

入社して新年になりしばらく出勤していると、育休中のママさんが会社に赤ちゃんを連れて訪れました。無事に出産して元気な男の子が生まれていました。

ですが出産後の話を聞くと、肺の機能が弱くしばらくNICU(新生児集中治療室)で治療を受けていて、母乳を届けに毎日通院するの大変だったと聞きました。

「肺の機能が弱かったって、たばこのせいじゃないのかな?」と、はっきり原因がわかっている訳ではないのですが、一番考えられる原因はこの職場環境だったのではと思ってしまいました。

その後1月末頃にはママさんは赤ちゃんを保育園に預け、職場復帰しました。

自宅で赤ちゃんと2人でいるのは息が詰まるからと言っているのを聞いて、昔私の母が「仕事を辞めるかせめて育児休暇を満期でもらって子どもたちと一緒にいたかった」と寂しそうに話していたことを思い出して、いろんなお母さんがいるんだなと思いました。

結局完全分煙が進まないまま体調を壊し、退社へと向かう出来事が次々と起こる

9月に入社して年が明けたある日、少しだけ分煙の動きがありました。たばこを吸う社長を含めた男性社員は別のフロアで移動して仕事することになりました。

しかし、たばこを吸う経理の女性はなぜか残ることに・・。喫煙者がフロアに1人になっても吸う量が多いので、今までと変わりませんでした。男性社員はこちら側に用事があると歩きたばこでやってきます。

コートにたばこの臭いが染みつくのが嫌で、大して効果はありませんがビニール袋にコートを包むくらいたばこの臭いが嫌になっていきました。仕事が終わって帰宅後、たばこの臭いが染みついた衣服、下着も全て洗濯機へ入れてシャワーへ駆け込む日々。

朝起きてまたあの会社へ行かなくてはいけないのか、またタバコ臭くなるのか・・。だんだんと出勤が億劫になっていきました。

トイレに行くと激痛が・・

ある日、いつも通りに朝起きてトイレに行きおしっこをすると激痛が走りました。「何だ?この痛みは?」と短い時間ではありましたが顔が険しくなるほどの痛みがあり、でもすぐに治まったので出勤することにしました。

しかし常に尿意がありトイレに駆け込み少し出すとまた激痛が走り、これはちょっと嫌な感じだなとインターネットで調べると“膀胱炎”の疑いが・・。ちゃんと定期的にトイレに行けているのにと、何で膀胱炎になったのか全く想像できずにいました。

市販の漢方で治るかなっと、最寄りの薬局で買ってみたものの効果はなく、結局2日後に病院へ行くことにしました。尿検査の成分結果を見てお医者さんが「仕事、頑張りすぎてない?仕事とか頑張りすぎでストレスが溜まっているときに出る値が出てるよ」と言われました。

その成分の名前はわかりませんが、膀胱炎になってしまい薬を処方され1週間後の再検査で異常がなく完治へと向かいました。膀胱炎は過度なストレスで免疫力が低下したときにも発症する可能性もあるみたいです。

髪の毛も抜けるようになってしまった

膀胱炎が発症する少し前くらいからか、髪の毛がいつも以上に抜けるようになりました。シャワーに入ったときの抜ける量が多く、髪の毛をとかしても気になるほど抜けるようになっていきました。

幸い円形脱毛症まではなりませんでしたが、ストレスをため込みすぎると本当に体へ悪影響があることが身に染みてわかりました。

喘息の吸入回数が増えた

この会社に入社する前、飲み薬1日1回、吸入も1日1回で快適に生活を送ることができました。しかし、入社後しばらくして夜だけの吸入で大丈夫だったはずが、朝も吸入しないと冷や汗が出る息苦しさが出るようになりました。

はらぺこはる助
はらぺこはる助

絶不調の日々が続きました。こんなにもタバコへの耐性がない自分にも驚き・・

賞与はない、昇給もない、1時間分の残業代もない

全ては面接のときに確認すべきことでした。入社後に賞与や残業代、昇給に関することを聞いてみました。すると、賞与も昇給に関しても考えてはいる、残業代に関しては17時から18時までの1時間分は出ないと言われました。

この「考えてはいる」って言葉は信用できません。

入社して7カ月ほど経過してある日、3年以上働いている男性社員の人に話を聞くと、1円も昇給しておらず賞与ももらったことがなく、給与体制も月給制ではなく日給月給なので仕事がない12月~2月が特に厳しいと話してくれました。

その男性は後に月給制になったが・・

私が退職した後、仲良くしていた女性社員とランチをすることになりその男性社員の給与体制が月給制になった話を聞きました。

その男性社員は経理の女性から「月給になっても日給のときと給与額は変わらないから」と言われ、月給にしたのに給与が大幅に減額されてしまったそうです。そのときは転職を視野に入れていると聞きましたが、その後どうしているのかはわかりません。

業務内容を次年度から大幅に変更

この会社の女性社員の業務内容は、男性社員が調査してきた内容を書類にまとめて提出すること。私も求人募集の業務内容が、私でもなんとかできそうな内容だったのもあって応募しました。

しかし、新しい年度が始めるとなぜか女性社員も現場へ行ってもらうと社長と経理の女性が言い出しました。

現場作業は高所作業もあり、ときに川や用水路に入って調査します。トイレ環境もなく、調査する場所によっては泊りがけになってしまいます。

給料に大きなプラスにもならず、全くやりがいはありません。この話が飛び出したときに一気にやる気が失せてきましたが、その後更に「もう辞めよう」と決意を固めた出来事があります。

仕事が忙しい春先に起こった出来事

入社して7カ月が経過した4月頃、新しい1年の始まりでこれまで仕事の流れが変わり社員のみんなは対応に大忙しでした。

社長と経理の女性を除いて・・。

社長と経理の女性は、とにかく時間にルーズで朝の出勤時間には絶対に出勤しません。お昼頃に出勤してすぐにランチに行き、1時間の休憩を超えて戻ってきて、時には14時くらいで退勤するような人たちでした。

大忙しの期間中、ある朝出勤すると何やら社員同士が立ち話をしていました。私も呼ばれて誰が休みなのか記入するホワイトボードを見ると、“山菜採り”の文字が書かれていました。

(どういうこと?)

毎日親会社から確認の電話の対応や提出書類の作成など、どの作業も社長や経理の女性に最終確認しなければ対応や提出ができないのにも関わらず、この忙しいときに必要な男性社員2名連れて山菜採りに行ってしまったんです。

はらぺこはる助
はらぺこはる助

結局夕方に帰ってきて、その間何度も電話の問い合わせに”外出しております”と噓対応。山菜採りくらい休日に行きなさいよー!

辞める間際に知ったこと

経理の女性に会社を辞めることを伝え、完全に退社するまでの約10日間。いつも親会社に出勤している男性社員が出社してきて、この会社が危機的な状況にあることを社長と経理の女性がいない間に話してくれました。

どうやら社長と経理の女性の怠慢具合は親会社の人にも把握しているらしく、提出している書類のほとんどは確認不足で訂正が多い内容になっているとのこと。

「せっかく依頼しているのに修正が多い図面や書類ばかりで意味がない」と、その年度の内容次第では契約切ると言うほどまでの状態になっていることが判明しました。

この親会社から契約を切られてしまうと、会社経営は困難を極めます。そんな事知らずに社長と経理の女性はいつも通り遅い出勤。辞める私にはもうどうでもいいことでした。

社長のセクハラもすごかった

私がされたことではありませんが、ある日一緒にランチに行っていた女性社員から社長のセクハラが気持ち悪いと相談されました。どんな内容か聞くと・・

  • 体を触ってくる
  • 自宅まで車で無理に送ろうとする
  • 自宅までついてくる
  • 2人で飲みに誘われる
  • 飲み会で指のサイズを聞かれたので答えると、後日指輪を用意していた

確かにこの女性社員は社長のお気に入りなんだなとわかるような対応をされていたのですが、ここまでされていたなんて思っていませんでした。

相談を受けたあとから一緒に退勤するようにしたり、彼氏がいる猛アピールをして忘年会のときも二次会に腕を掴まれて、強引に連れて行かれそうになったところを阻止して一次会で一緒に帰るなど対策をしていました。

結局私が退社したその1カ月後、その女性社員も会社を辞めました。

はらぺこはる助
はらぺこはる助

どんなに就職難だったとしても、どこでもいいから就職はとても危険だということを身をもって知りました。