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【注意】妊婦さんが注意したい性感染症の話

2019年7月7日

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性感染症の患者数が最も多いのは「クラミジア」

性感染症の一種である“クラミジア”。患者数は最も多いのにも関わらず、関心度が引い性感染症となっています。

クラミジアはパートナーのどちらかが治療をしたとしても、また性交を行うと感染を繰り返してしまいます。クラミジア検査で陽性が出た場合は、パートナーと共に治療を行わなければ完治することはありません。

男性女性とわずほとんどの方はクラミジアの自覚症状がなく、女性の場合90%が無症状ということもあり早期治療が行われず放置されている方がほとんどです。

クラミジアが慢性感染した場合の主な症状

クラミジアが慢性感染した場合、女性では・・

  • 卵管炎
  • 腹膜炎
  • 子宮外妊娠

男性では・・

  • 前立腺炎
  • 精巣上体炎

治療を放置していると女性の場合中には激しい下腹部痛を引き起こし、病院で検査を行ったところクラミジア陽性と診断され、治療を開始した方もいらっしゃいます。

では、妊娠期間中にクラミジアに感染しているとどんなことが起こるのでしょうか?

妊娠期間中、出産時とクラミジア

妊婦さんがクラミジアに感染すると、流産や死産、早産や低出生体重児の誕生する可能性があると言われています。

しかし、現代では妊娠初期での検診でクラミジアなどの検査を行うため、妊娠したが自身がクラミジアに感染しているのか把握することができます。

妊娠初期での検診でクラミジアが陰性だったのに、その後感染してしまうこともあります。クラミジアに感染したまま治療をせず出産を迎えると、赤ちゃんに結膜炎や肺炎になって誕生する可能性があります。

妊娠期間中感染しやすい“カンジダ膣炎”

妊娠期間中、何度も繰り返し感染する方が多い感染症が“カンジダ膣炎”です。症状に個人差はありますが妊婦さんの4人に1人はこのカンジダ膣炎に感染したことがある報告もあります。クラミジアほど怖い感染症ではありませんが、極稀に子宮内に感染してしまい早産の原因になることもあります。

また、お産のときにカンジダ菌が残っていると赤ちゃんに移ることがあり、皮膚炎を起こすことがあります。

一度完治しても繰り返し感染してしまうカンジダ膣炎は、陰部などに痒みや痛みがある場合は早めに産婦人科に受診し治療を行い、治療中も自己判断せず医師の指示に従い完治するようにしましょう。

このような方もカンジダ膣炎に感染しやすい

カンジダ膣炎は妊婦さんだけが感染しやすい感染症ではありません。

糖尿病を患っている女性やピルを服用している方も、カンジダ菌にとって繁殖しやすい環境になっています。

陰部に痒みや痛みなど症状が悪化すると陰部だけではなく、お尻までも赤く爛れ強い痒みが伴います。多くの女性の方は婦人科への受診がおっくうと感じている方もいるため、少し違和感があっても市販のかゆみ止め軟膏などで過ごしている方もいらっしゃるかと思います。

市販薬で症状が治まらない場合は使用を中止し、なるべく早く婦人科へ受診し健康な状態へと治療するようにしましょう。

赤ちゃんに大きな悪影響を及ぼす“性器ヘルペス”

性器ヘルペス=“ヘルペスウイルス”は経腟分娩をした際に感染していると、赤ちゃんに感染することがあります。このヘルペスウイルスに感染した赤ちゃんは、“ヘルペス脳炎”と呼ばれる命に係わる脳の感染症を起こす恐ろしい感染症です。

性器ヘルペスが妊娠後期に見つかった場合は、赤ちゃんへの感染を防ぐために通常は帝王切開が進められることが多いです。しかし、陰部にヘルペス潰瘍が見られず早期発見ができれば、赤ちゃんへ感染するリスクは非常に低くなります。

ヘルペス脳炎だけではなく他の臓器に損傷を与えたり、皮膚や口腔にヘルペス潰瘍ができたりする可能性があります。最悪の場合は死に至る感染症です。

体に違和感があるときは迷わず産婦人科へ受診を・・

産婦人科は待ち時間も長く、診察内容が問診だけではなく診察台に上がることが多いため、なかなか足を運びたくない方も多いかと思いますが、性感染症をそのままにしていると不妊症の原因になることもあり、妊娠期間中はしっかり治療をしなければ、お産のときに赤ちゃんに感染させてしまう可能性があります。

性感染症は自身だけが治療対象ではなく、パートナーも感染していないか調べる必要があります。どちらかが治療したら終わりではなく、パートナーと一緒に診察を受け、適切な治療を受けて完治するようにしましょう。

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