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【流産】流産の種類と対処法、流産の手術とは?

2019年7月7日

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状況により4つの種類に分けられる

流産にはその状況によって「完全流産」「不全流産」「稽留流産」「進行流産」の4つに分類されます。症状や超音波検査によって子宮内、子宮頚管の状況からケアの方法が変わっていきます。

流産の中には腹痛や出血などの自覚症状がなく、流産している場合もあります。受精卵が着床して早い段階で流産した場合、生理と区別ができないことが多く「化学的妊娠」と呼ばれています。

では、「完全流産」「不全流産」「稽留流産」「進行流産」それぞれの症状とそのケア方法についてご紹介します。

完全流産

完全流産とは、子宮内にある胎嚢などが完全に娩出された状態のことをいいます。

主な症状は下腹部に軽い痛みがありますが、じょじょに痛みは消えていきます。出血はごく少量あるまたは、完全に出血が止まっている状態となります。

超音波検査では胎嚢や胎児心拍の動きを確認することはできません。

子宮内の内容物を取り除く流産の手術は行われず、しばらく経過観察となることが多いです。

不全流産

不全流産とは、子宮内の胎嚢などが完全に娩出されずに残っている状態のことをいいます。

主な症状は下腹部の痛みが強くなったり弱くなったりと、陣痛に似た痛みを感じることがあります。しかし、その痛みも次第に軽い痛みになり少量~中等量の出血が続きます。

超音波検査では胎児心拍を確認することはできません。血液や胎嚢の一部などの塊が見えます。

不全流産の確認ができ、流産が確定されると血液検査を行います。その後、子宮内の内容物を取り除く手術が行われます。

稽留流産

稽留流産とは自覚症状がほとんどないまま、子宮内で赤ちゃんが死亡してしまっているまたは、赤ちゃんはできておらず胎嚢だけがそのまま留まっている状態のことをいいます。

超音波検査では胎児心拍の動きを確認することができません。赤ちゃんの姿を確認することができる場合もあり、できない場合もあります。胎嚢の大きさは正常よりも小さく、胎嚢の周辺にはゆがみが見えることもあります。

稽留流産の確認ができ流産が確定されるとまず血液検査を行い、流産手術を行う場合と経過観察をする場合とあります。

進行流産

進行流産とは子宮が収縮し、流産が進行している状態のことをいいます。進行流産は残念ながら留める手立てはありません。

主な症状は陣痛に似た規則的な強い痛みが続きます。多めの鮮やかな色の出血も見られます。

超音波検査では赤ちゃんの姿や胎児心拍の動きは通常確認することはできません。胎嚢は縮小しているため変形しており、胎嚢の周辺はぼんやりとした感じに見えます。

進行流産の確認ができ流産が確定されると血液検査を行い、流産の手術を行う場合と経過観察する場合とあります。

流産の手術

流産の種類によってはその後に手術が必要になる場合があります。

流産の手術を行い子宮の中の赤ちゃんや胎嚢などの組織を取り除き出血を止め、感染症を予防するなどの目的で行われます。手術が必要になった場合は早い時期に手術をする必要があります。

手術の流れ

流産の手術の流れは、流産の診断が確定したあと血液検査など一般的な検査から始めます。必要に応じて胸部X線検査や出血凝固検査を行うこともあります。これらの検査の内容はそのときの流産の状況によって異なります。

手術前の検査が終わると、入院の日程を産院と相談します。一般的には午前中に入院し、午後に手術を行い、翌日に退院する流れが多いです。術後の出血や体調によっては入院が長引くこともあります。

手術は全身麻酔で行われることが多く、手術自体は10程度で終わります。妊娠12週以降の場合はお産と同様に、陣痛を薬で誘発させて子宮の内容物を取る方法になります。

手術当日から翌日まで安静に過ごし、麻酔の影響がないことを確認できると退院することができますが、出血量や体調を考慮して判断されることが多いです。

術後の出血は約1週間続きます。その期間は子宮収縮剤や感染症予防役を服用し、ゆっくり体を休めましょう。

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