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【妊娠】妊娠中の望ましい体重増加

2019年7月7日

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妊娠期間中の体重増加は自然に起こること

妊娠から40週の間にお腹の中の赤ちゃんは、小さな受精卵から約3,000gの大きさにまで成長していきます。

妊娠中に体重が増えるのは、赤ちゃんの成長とともに胎盤の重量、大きくなる支給や乳房、羊水、血液の増加、出産と授乳に備え母体の皮下脂肪の増加などが主な理由です。

体重が増えることは、お腹の中の赤ちゃんを育むために重要なことで自然に起こることです。

太りすぎても、痩せすぎても注意が必要

妊娠する前から太っている人は、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病になる可能性が高くなるだけではなく、分娩時に異常が起こりやすくなる可能性も高くなります。

体重の増加は自然なことではありますが、最近では「太りたくない」と思う女性もいらっしゃいます。しかし、食事の量を減らしてしまう“過度”に痩せようとしてしまうのは、体調不良や骨量の減少、赤ちゃんの発育不全などを招いてしまいます。

妊娠期間中に適切に体重が増加しない場合は、妊婦さんの貧血、切迫早産や低出生体重児の出産などのリスクが高くなることもあるので、妊娠中は適切に体重を増加させることが重要です。

近年では低出生体重児が増加している

日本国内では近年、低出生体重児が増加傾向にあり小さく生まれた子どもは将来、心臓病や糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなってしまうことがわかってきています。

妊娠中は体重を増やしたくない、痩せていたいとお母さんの希望だけで体重をコントロールするのではなく、お腹の赤ちゃんの将来のこともしっかり考え、医師や助産師、栄養士からのアドバイスをもらいましょう。

妊娠期間中の体重増加の目安

適正な体重増加量の基準はどのように決められているのでしょうか?望ましい体重増加量は、”妊娠前のBMI(体格)”によって異なってきます。

妊娠前のBMI値が18.5未満の痩せ型の人は、妊娠全期間を通して推奨されている体重増加量は、9~12kgとなっています。

妊娠前のBMI値が18.5以上25.0未満の普通の体系の人は、妊娠全期間を通して推奨されている体重増加量は、7~12kgとなっています。

妊娠前のBMI値が25.0以上の肥満体系の人は、妊娠全期間を通して推奨される体重増加量は約5kgを目安とされています。

BMI値の計算方法

BMI値の計算方法は以下の計算式で出すことができます。

妊娠前の体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=BMI(kg/㎡)

妊娠中の体重が増加し過ぎても、少なすぎてもリスクがある

妊娠前の体格でも痩せすぎていると胎児の発育不全や貧血、切迫早産のリスクがあり、太りすぎていると巨大児や妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病などのリスクがあります。

しかし、妊娠後に適切なアドバイスを受け適度に体重が増加することで妊娠前のリスクを軽減させることができます。

妊娠前の体系に関わらず妊娠期間中に著しく体重増加が少ない場合は、低出生体重児や早産、子どもの将来の生活習慣病になりやすくなってしまうりすくがあります。

また、妊娠期間中の体重増加が著しく多い場合は、分娩時の出血多量や帝王切開分娩などのリスクが高くなってしまいます。

体重増加について不安や心配事があるときは一人で悩まず、産婦人科の医師や助産師、保健センターの職員からアドバイスをもらうようにし、妊娠中の心の不安を改善することも大切なことです。

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